夏バテ症状と対策

【夏バテとは】
夏に起こり「なんとなく体調が悪い」「疲れがとれない」「朝からやる気が起きない」「食欲がない」「眠れなくてイライラする」「熱っぽい」「立ちくらみやめまい、ふらつきがある」「下痢や便秘」などの症状がでる体の状態を「夏バテ」とよんでいます。
夏バテは病気ではありません。

では、どうして夏バテになるのでしょうか。
日本の夏は、温度、湿度とも高いのが特徴です。
人は体にたまってくる熱を捨てて体温を一定に保とうとしています。
汗はそのときに重要な役割を持っています。一方、夏の暑い時期は、
冷房のきいた室温と暑い屋外との移動により、人に備わっている体温調節機能に
かなりの負担がかかります。そのために夏の暑さに対抗しようと必要以上のエネルギーを消費します。また、熱帯夜のために睡眠不足が加わり、エネルギー不足が一段とすすみます。 体温調節機能と睡眠不足からくるエネルギー不足により、「夏バテ」の症状がでてくると考えられています。

【夏バテ予防と対策】
①夏バテ予防には、運動、睡眠、栄養のバランスが大切です。
②朝ご飯をしっかりと取り、朝日をあびて体内時計を調整する
③温度差が大きい環境を避け冷房の設定は外気温度差5℃以下を目安としましょう。
④水分補給は喉が渇く前に行い、こまめに水分補給する。
⑤適度な運動を心掛け、軽いジョギングやウオーキングなどの有酸素運動でスタミナアップする。

この他にも冷たい飲み物の飲みすぎや運動不足、夜更かしなども夏バテの原因になりますので注意が必要ですね。